セミナー情報

2022.12.16【セミナー】口活(こうかつ)を始めよう〜楽しく暮らすために〜

厚生労働省生涯現役促進地域連携事業プロボノセミナー

口活(こうかつ)を始めよう〜楽しく暮らすために〜

【講師】藤田医科大学地域包括ケア中核センター

訪問看護ステーション幸田岡崎管理者看護長 西村 和子(にしむら・かずこ)さん

 

「すべての人に食べるチャンスを」をスローガンに、最期まで好きなものを口から食べることを支援してきました。
いつまでも元気に過ごすために、口を活かす「口活」を一緒に学んでみませんか?

元気に!楽しく!生きていくために必要な、「食べる」こと「栄養」についてお話させて頂きます。

<講師プロフィール>

1994年藤田保健衛生大学病院入職(藤田医科大学病院)。脳神経内科病棟を中心に勤務。

嚥下障害に苦しむ神経難病患者との出会いがあり、2009年日本看護協会摂食嚥下障害看護認定看護師の資格を取得。

2019年藤田医科大学地域包括中核センター訪問看護ステーションへ異動。訪問看護師として勤務を開始。

2020年藤田医科大学訪問看護ステーション幸田岡崎の管理者として幸田町へ。

 

日時:12月16日(金)9:30〜10:30

会場:久保田コミュニティーホーム(幸田町久保田字社口25-2)

受講料:無料

お申し込みは下のボタンをクリック

お問い合わせは
TEL:0564-73-0050

幸田町シニア・シルバー世代サポートセンター
(幸田町シニア・シルバー世代サポート推進協議会事務局)
愛知県額田郡幸田町大字坂崎字道坂27-1
業務時間:月曜日から金曜日 午前8時30分〜午後5時15分(土日祝日休み)

セミナーレポート(報告)

チェックとトレーニングをしましょう

今回は、いきいきサロン久保田をお訪ねして、当センターと同じ建物内にある藤田医科大学訪問看護ステーション幸田岡崎の西村和子さんを講師にお招きし、「口活をはじめよう」と称して「摂食嚥下(えんげ)」についてレクチャーをいただきました。西村さんは摂食嚥下障害看護認定看護師であり、「食べること」の専門家です。
「摂食」とは「食べること」、「嚥下」とは「飲み込むこと」です。息をすることと食べることが交差する口や喉では、筋肉と神経が無意識に複雑な動きをしているのだそうです。

「嚥下障害は加齢により起きやすくなります。食べ物が口からこぼれたり、なかなか飲み込めなかったり、むせたりします。食欲がなくなって体重が減少します。もし、そんな症状を感じたら、ものを口に入れてから飲み込むまでのどの段階で問題が起きているのかをチェックする必要があります」として、西村さんはテスト方法とチェックのポイントを教えてくれました。


また、いつまでも美味しく食事が摂れるように、気をつけたり、すると良いことを解説していただきました。口腔ケアはもちろん、食べ方、食べる時・食べた後の姿勢などです。

さらに「フレイル(加齢に伴って心身の衰えた状態)にならないためには、食事の見直し、筋肉量・体力の維持、外出・社会交流が重要です」とのことです。

セミナー終了後はお口のトレーニングや個別相談など、充実したセミナーとなりました。参加者からは「もっと多くの人に聞かせたい話だった」との感想も聞かれました。

幸田町生涯現役推進協議会 幸田町生涯現役推進協議会
事務局 幸田町シニア・シルバー世代サポートセンター(略称:幸田SSS)

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