セミナー情報

2024.01.25【セミナー】コロナ禍ならびにウクライナ侵攻下での今後の日本経済と国際経済の今後

厚生労働省生涯現役地域づくり環境整備事業
第2回 事業主向けセミナー

コロナ禍ならびにウクライナ侵攻下での
今後の日本経済と国際経済の今後

2024年1月25日(木)13:30〜15:00

■講師:愛知淑徳大学ビジネス学部ビジネス研究科教授 真田 幸光(さなだ ・ゆきみつ)
1957年東京都生まれ。曽祖父が真田家(松代)当主。慶應義塾大学卒業後、81年東京銀行入行。
84年韓国延世大学留学。97年東京三菱銀行ソウル支店主任支店長代理。同年ドレスナー銀行東京支店企業融資部部長。
98年愛知淑徳大学ビジネス・コミュニケーション研究所助教授に就任し、2002年同コミュニケーション学部教授、04年同ビジネス学部教授。
12年4月から同ビジネス学部長、研究科長。社会基盤研究所客員研究員、日本格付研究所客員研究員ほか大学外の活動も多い。

■受講料:無料
■定員:50人
■会場:幸田町民会館2階 大会議室
    幸田町大字大草字丸山60

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お問い合わせはお電話にて TEL:0564-73-0050

幸田町シニア・シルバー世代サポートセンター
(幸田町生涯現役推進協議会事務局)
愛知県額田郡幸田町大字坂崎字道坂27-1
業務時間:月曜日から金曜日 午前8時30分〜午後5時15分(土日祝日休み)

セミナーレポート(報告)

カギを握るのは米露の駆け引き

今回は、愛知淑徳大学ビジネス学部ビジネス研究科教授の真田幸光氏を講師にお招きし、主に経済やビジネスの観点から昨今の世界情勢と今後の見通しについて解説していただきました。講演前の控え室では成瀬敦幸田町長と町のあり方について意見交換も行われました。


真田氏は、曽祖父が真田家(松代)当主であり、海外留学、国内外のメガバンク勤務経験から、海外にも多数の情報源をお持ちで、経済がどのような力関係で動いているのかを複数の情報から判断しておられます。その上で「確率は五分五分」としつつ、今後の世界・日本経済の楽観的なシナリオと悲観的シナリオを描いていただきました。それぞれの国の思惑が世界経済、ひいては日本経済や私たちの生活にも多大な影響があります。


「ウクライナは食糧・飼料や鉱物資源、工業用ガスの供給国でもあり、今の状況が続くことは当事国だけでなく、他国にも大きな負担を強いることになる。もはや戦争疲れ状態であり、米露の駆け引きいかんで休戦の可能性も十分ある」
「イスラエル情勢ももし長引いて、落ち着いている米国の政策金利が再び上昇を始めれば、世界的インフレやサブプライム問題再燃の懸念がある。相対的に国債の価値が下がることになるため日銀も公定歩合を上げざるを得なくなるので、米国の利下げを期待したいところだ」
「中国はサプライチェーンに不安があるものの、依然おいしい市場。量から質の勝負へとなっていることを意識したい」
「物流コストの上昇は、燃料費だけではなく保険料の影響も大きい。米大統領選、原油価格には引き続き注目していただきたい」

また、幸田町の地勢にも触れ、「幸田町は、水、食料、原材料、物流、エネルギーなど、自給自足できる環境が揃っている数少ない町だ。真田家も兵站ありきで、戦をしてきた。どこかに依存しなくてもやっていける『心の独立』を目指してほしい」とエールを送りました。

 

幸田町生涯現役推進協議会 幸田町生涯現役推進協議会
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