
2025.05.19【セミナー】 生活習慣病を知ろう
厚生労働省生涯現役地域づくり環境整備事業 高年齢者向けプロボノセミナー
生活習慣病を知ろう
毎日のほんの少しの生活改善・運動で健康寿命を伸ばしましょう
生活習慣病から身を守るポイントを
学び、食事や運動を取り入れて、
楽しい毎日を送りましょう
講師:三ケ根クリニック 看護師 佐野 律子
日時:2025年5月19日(月) 午後1時30分~2時30分
会場:三ケ根クリニック 待合室
幸田町深溝馬洗渕65
参加費:無料
お問い合わせはお電話にて TEL:0564-73-0050
幸田町シニア・シルバー世代サポートセンター
(幸田町生涯現役推進協議会事務局)
愛知県額田郡幸田町大字上六栗字堀合41−1 幸田町生涯現役館(ウェルビープラザ)内
業務時間:月曜日から金曜日 午前8時30分〜午後5時15分(土日祝日休み)
加齢は防げないが、生活習慣は改善できる
『生活習慣病』には、三大疾患(がん、心疾患、脳卒中)、糖尿病、高血圧、高脂血症などの動脈硬化を促進する病気が含まれます。誰でも起こる可能性があり、食べ過ぎや運動不足などの習慣を見直すことで、予防や改善につながるそうです。
今回の講師である三ケ根クリニック看護師の佐野律子さんが「高齢者は体の変化により、持病のコントロールも難しくなりがちです。20代の頃と比べ、体重が10キロ以上増えた方は肥満傾向にあり、飲酒・喫煙の習慣があったり、睡眠不足、ストレスを抱える方は要注意です。加齢は防げませんが、生活習慣を管理する意識を持って、重い病気にならないことを目指しましょう」として、生活面、食事面、運動面から、改善のポイントやコツを解説していただきました。
特に脂っこい、濃い味付けの食べ物を好むと血圧が上昇する、甘いもの、間食、深夜の食事は血糖値を上げる、野菜をあまり食べないと栄養バランスや腸内環境が悪化する、など、誰もがついやってしまう習慣が紹介され、ゆっくりよく噛んで食べる、多くの種類の食品を摂るようにすると良いなどのアドバイスがありました。
運動不足は筋肉量を減らし、代謝が落ちるため、毎日のように歩いて、太ももやふくらはぎの筋肉を鍛えると、脂肪の燃焼、脂肪肝の予防、脳の活性化の効果が期待できるそうです。室内で椅子を使って簡単にできる運動「いすスクワット」や意識することでつまづきを防ぐ「インターバル速歩」も体験しました。