2021.06.21【セミナー】まちの好きをみつけて、好きをかたちに
第2回 プロボノセミナー
まちの好きをみつけて、好きをかたちに
水辺の魅力や楽しみ方/地域を好きな小さな想いに気付く/好きな想いをかたちにする
講師:井村 美里
水辺とまちの入口研究所 代表、ナゴヤSUP(※)推進協議会 事務局長
名古屋市生まれ。公務員として建築、まちづくり分野に従事するなかで、幼少期を過ごし心象風景にあった堀川に再会。水辺の奥深さや関わる人達に惹かれていく。
2016年に水上の可能性を楽しむ「ナゴヤSUP推進協議会」、2017年に水辺やまちをもっと知り・楽しみ・つながりたいと「水辺とまちの入口研究所」を立ち上げ、名古屋の水辺の存在感を高めるための活動をしている。
(※)SUP (Stand Up Paddle surfing)とは、大きなサーフボードに立って乗り、一本のパドル(櫂)で水面を漕いで進む水上アクティビティです。安全な水辺利用の一つとして、また「まちを散歩するツール」として注目されています。
日時:6月21日(月)13:30〜15:00
会場:幸田町シニア・シルバー世代サポートセンター
愛知県幸田所大字坂崎字道坂27-1
受講料:無料
お申し込み・お問い合わせはお電話にて
TEL:0564-73-0050
幸田町シニア・シルバー世代サポートセンター
(幸田町シニア・シルバー世代サポート推進協議会事務局)
愛知県額田郡幸田町大字坂崎字道坂27-1
業務時間:月曜日から金曜日 午前8時30分〜午後5時15分(土日祝日休み)
誰かに見せるためではなく、自分で作って自分で楽しむ
今回は、自分たちの住む街の魅力を再発見し、それをどう楽しむと良いのか、ということで、それを実践している人にお話を聞いてみようと、水辺とまちの入口研究所代表の井村美里さんを講師にお招きしました。
井村さんは、普段名古屋市で公務員として勤めながら、当初は仕事として堀川やまちづくり活動に関わりました。しかしながら、水辺の奥深さを知り、そこに関わる人たちとの交流が深まるうちに、まちや水辺をもっと楽しみたいと、SUPについて語る会を開催。そこに集まった仲間と、「ナゴヤSUP推進協議会」や研究所を立ち上げたのだそうです。
SUPとはハワイが発祥と言われる小型のカヌーのようなボートです。海・川・池と水辺を楽しむのに最適なのだそうです。「SUPは散歩するように水上を楽しく移動できるので、これで通勤できたらいいのに、というような風に考える」のだそうです。
井村さんは「決して、世のため人のためとかではなく、集まったそれぞれがやりたいと思った妄想を膨らませただけ。それを文章にしたり、キャッチフレーズやTシャツを作ってみたり、写真を撮ったり、イメージムービーを作ったり、SNSに投稿するうち、活動が形になり、繋がりが広がっていく。誰かに見せるためではなく、自分で作って自分で楽しむ。好きなことならモチベーションも上がる」と言います。
そして、好きなこと・やりたいことを実現する方法を簡単なワークで教えてくれました。「まずは妄想を膨らませて、思うような場所で、自分が楽しむ。仲間を誘って5人が集まればできる。皆さんの身近にはいいものや場所がたくさんある。小さなことでいいので、やりたいことを見つけて始めて欲しい」(井村さん)
当日参加された方の中には、やりたいことに気づいて、ウズウズし始めた方もいらっしゃるのではないでしょうか?