2021.10.02【職場見学会】こだわり農園を見学
高年齢者向け職場見学会
こだわり農園を見学
ご家族・お子さん思いの方へ、安心・安全の食材栽培を見学
平岩農園さんは、極力、薬剤は使用しないように自然のままのものを心を込めて育てておられます。
安心・安全な「種ありぶどう」やこだわりのお米、それらの加工品がどのように生産されているのか、見学してみませんか?
日時:10月2日(土)14:00〜16:00
会場:平岩農園 愛知県幸田町坂崎鍛冶屋下1
受講料:無料
お申し込み・お問い合わせはお電話にて
TEL:0564-73-0050
幸田町シニア・シルバー世代サポートセンター
(幸田町シニア・シルバー世代サポート推進協議会事務局)
愛知県額田郡幸田町大字坂崎字道坂27-1
業務時間:月曜日から金曜日 午前8時30分〜午後5時15分(土日祝日休み)
今回は農業の現場見学ということで、幸田町でこだわりの果物や野菜、米を生産する平岩農園さんを訪ねました。
平岩農園さんは50年近くぶどう栽培をして来られました。他の農園に先駆けて種無しブドウを手掛けたり、ヨーロッパにも視察にも行かれたそうです。
ヨーロッパでは、ぶどうもオリーブも農薬を使用していないことに驚き、そこで得た知見を生かし、1996年から全てのぶどう生産を無農薬に切り替え、種ありぶどうにしたといいます。
「実を大きくしたり、味を濃くするための方法もあるが、人と同じで栄養の不足も摂り過ぎも良くない。木に負担をかけない育て方を心がけている」(平岩さん)
ジャムやジュースなどの加工品も香料や添加物、水や砂糖さえ使っていないそうです。ぶどう本来の味が味わえると、遠くからわざわざ買いにみえる方もいるとか。
参加者は、無農薬栽培の考え方についてレクチャーを受けた後、農場を見学しました。無農薬なので見学中に、出荷予定のないぶどうのつまみ食いもOK、まさに優しい甘さでした。
たくましい雑草は、すぐ生えてくるので、同じ作業を繰り返さなければならないのですが、普段は知的障害をお持ちの方々に就労機会を提供しているそうです。「除草剤をまけば、雑草を枯らすことはできるが、土中の微生物も殺し、土が固くなってしまうし、いずれは地下水に流れ出てしまう」と平岩さん。農薬や化学肥料を使わずに育てるには、大変な手間がかかるようです。人手が必要なときだけタイミングよく働けるような仕組みが必要かもしれません。