2020.10.23【セミナー】あなたの強みを生かした新しい第二の人生を始めよう
厚生労働省生涯現役促進地域連携事業
高年齢者向け第1回就業支援セミナー
あなたらしい第二の人生のために
あなたの強みを生かした新しい第二の人生を始めよう
〜キャリアデザインの手法で〜
◎日時:10月23日(金)13:30~15:00
◎会場:幸田町シニア・シルバー世代サポートセンター
◎参加費:無料
◎内容:
ひとりひとりの幸せを見つけ、活かすキャリアデザインの手法で、更に幸せな人生を送るお手伝いをさせていただきます。
・強みを活かしたキャリアデザイン
・人生を描き、行動し続けられる自立した自分づくり
・第二の人生を活き活きと生き抜くキャリア形成
◎講師:柴田 朋子 JUNO代表 国家資格キャリアコンサルタント 米国CCE,inc.認定GCDF-Japan キャリアカウンセラー
1984年、南山大学卒業後、株式会社リクルート入社。
就職情報誌の営業、企画、編集を担当。「とらばーゆ」東海版編集チーフ。
2000年4月、瀬戸市役所へ転職。在職した13年間に広報、国際交流、生涯学習、税務、商店街活性化、道の駅新設プロモーション、雇用対策、キャリア教育など担当。
2013年3月、瀬戸市役所退職後、JUNO開業。
2015年3月金城学院大学大学院博士課程前期卒業(人間発達学)、愛知工科大学 非常勤講師(2018年まで)
会社と従業員の意識・関係性は時代とともに変化している
今回は高年齢者を雇用している、これから雇用しようという企業を対象に、高年齢者のキャリアについて考える機会となりました。講師は各種の研修を手がけるJUNO(ユーノー)の代表でキャリアコンサルタントの柴田朋子さんです。
柴田さんは民間大手企業から地方自治体に転職。さらには独立起業をされたという異色の経歴をお持ちです。自ら大きなキャリアチェンジを体験して、「誰しも譲れないところや認められたいところがあり、どんな組織でも人はそれぞれバラバラなのが普通。やる気がないわけではなく、そう見えるからと決めつけてはいけない」と感じたと言います。知識・技術、仕事の仕方、人との関わり方など、人にはそれぞれ、『ポータブルスキル』という、どこにいても発揮できる『持ち運べる強み』があるのだそうです
柴田さんは「企業は、会社と従業員の意識・関係性が時代とともに変化している現実を受け入れなければならない」として、「それぞれのポータブルスキルを上司と本人が一緒に丁寧に言語化したうえで、上司や会社があなたのどこに期待しているのか、ここにいることがあなたにとって一番いいのだというような話をして欲しい。『ああそうだったのか』と腹落ちすれば1円もかけずに、よりよい仕事をしてもらったり、転職を防ぐことができる」と提案しました。
セミナー終了後の意見交換では参加者から「中小企業では有利な待遇を用意できない。せっかく育てた者に辞められてしまうのは辛い」という声も出ました。柴田さんからは「退職には必ず理由があるが、待遇が最も重要であることはあまりない。他に何らかの要因があるはず。コミュニケーションのあり方を見直してみると良いかもしれない」とアドバイスがありました。