セミナー情報
2020.08.19【セミナー】シニアが培った専門知識を生かし「新天地でイキイキ就労」を実現
事業主向け人材活用第1回セミナー
シニアが培った専門知識を生かし「新天地でイキイキ就労」を実現
シニア人材雇用成功事例発表会
◎日時:2020年8月19日(水)13:30-15:30 参加費無料
◎会場:幸田町シニア・シルバー世代サポートセンター
額田郡幸田町大字坂崎字道坂27-1
◎内容:
第一部 13:30~14:30 事例発表
「ISO14001(環境マネジメント)担当者が定年後に他社でも活躍」
発表者:栗巣野 勉(幸田マシナリー株式会社相談役)
宮地 吉弥(幸田マシナリー株式会社環境管理担当)
第二部 14:30~15:30質疑応答・自由討論
「高年齢者雇用の可能性」
セミナーレポート(報告)
厚生労働省生涯現役促進地域連携事業を担う幸田町シニア・シルバー世代サポートセンターはこのほど、高年齢の人材活用をテーマに第一回めの事業所向けセミナーを開催しました。
当日は酷暑、また新型コロナウィルス感染症が懸念される中ではありましたが、消毒、検温、換気など感染症対策を可能な限り実施し、7事業所から人事および総務担当者12人が参加されました。
今回のセミナーでは、幸田マシナリー株式会社の栗巣野勉相談役と同社の環境管理担当の宮地吉弥氏を報告者としてお招きし、雇用する側にも、働く側にも、より良い形となる高年齢者の雇用のあり方を成功事例に学びました。
冒頭、当センターの上部団体である幸田町シニア・シルバー世代サポート推進協議会の会長である大竹広行(幸田町副町長)から、当事業やセミナーの主旨説明があり、センター長の志賀幸弘がセンターの概要や今後の計画を紹介しました。
事例報告で栗巣野氏は「取引先から『環境ISOの認証取得が必要』だと言われ、社外に適材を求めたところ、大企業で実績のあるOBの宮地さんに出会うことができた」と経緯を説明。さらに「ただ来てもらって座っていてもらえばいい、というものではなく、この人が来てくれたら会社が良くなる、とかこれに関してはプロなんだ、という人に好きなように働いてもらいたかった。来ていただけてとても助かっている」とのことでした。
『ISOのルール、会社のルールを誰よりも知っている』と言えるまで勉強し、社内でも一目置かれる存在だったという宮地氏は「国際規格は担当者だけでやっていると専門的でとっつきにくいものになりがち。それを誰にもわかりやすく変えて行く作業はやりがいを感じている。お話を受けて良かったと思っている」とのことです。
事例報告ののち、参加各社のシニア支援の取り組みが紹介され、意見や情報交換が活発に行われました。当センターでは高年齢者に対して採用意欲の高い企業と、能力のある高年齢者のマッチングを支援しています。