2021.10.10【セミナー】幸田町 特産「筆柿」栽培セミナー
第3回 再就職セミナー
日本一のシェアを誇る幸田町の特産品「筆柿」を知る
幸田町 特産「筆柿」栽培セミナー
幸田町の特産品の一つに筆柿があります。全国の筆柿生産量の8割以上が愛知県産で、そのほとんどが幸田町で生産されています。一般的な柿よりも一足早く市場に出回り、他の柿と比べて糖度が高く、非常に濃厚な甘みがあります。干し柿にするとさらに甘くなり、皮も薄いのでそのまま食べられます。
そんな筆柿や農業生産のことをもっと皆さんに知っていただこうと、栽培地で体験型のセミナーを企画しました。
お子様からシニアまで、ご家族で一緒にお楽しみいただけます。
講師:株式会社HATAKEカンパニー 鈴木 貴裕 氏
幸田町久保田在住。大学卒業後、2017年から株式会社HATAKEカンパニーの幸田町進出に伴い、栽培スタッフとして就業し、在職5年目。祖父が筆柿栽培をしていた関係で、祖父から筆柿栽培手法を学ぶ。
日時:10月10日(日)10:30〜12:00
会場:幸田町長嶺地内
受講料:無料
持ち物:帽子、軍手、汗拭きタオル、お飲み物
※農作業体験をしますので、当日は汚れても良い服装や靴でご参加ください。
※荒天の場合、順延・中止することがあります。
お申し込み・お問い合わせはお電話にて
TEL:0564-73-0050
幸田町シニア・シルバー世代サポートセンター
(幸田町シニア・シルバー世代サポート推進協議会事務局)
愛知県額田郡幸田町大字坂崎字道坂27-1
業務時間:月曜日から金曜日 午前8時30分〜午後5時15分(土日祝日休み)
幸田町の筆柿を救え!「こうた筆柿応援隊」ファミリーで手入れと収穫
幸田町は全国一の筆柿の産地です。しかしながら町全体での出荷額は低下しているそうで、その主な原因は生産者の高齢化と後継者難で生産・収穫の継続が困難になっているためだといいます。
幸田町では今年、その対策に乗り出し、数年間放置された筆柿畑(約1500平方メートル、柿の木83本)の農家支援として、町民から「こうた筆柿応援隊」を募り、柿の木を身近に感じていただく事業を実施しています。
運営は当センター、幸田町役場、株式会社デンソーなど協力企業のボランティアで行っています。
今回の収穫イベントはその一環で、応援隊の参加者総勢47グループ・144人のうち、39グループ、123人が参加しました。柿の木は各グループの担当として割り当てられ、老若男女幅広い世代が筆柿およびさつまいもの収穫を楽しみました。
数年に渡り放置された柿の木をよみがえらせるため、普段の維持管理は農業生産の専門会社である株式会社HATAKEカンパニーに委託しておりますが、まだ再生は始まったばかりで収量も品質もばらつきがあります。当日は同社の鈴木貴裕氏が講師となり、柿の木の手入れ方法や収穫方法についてレクチャーが行われました。
イベントに先立ち、あいさつした成瀬敦・幸田町長は「例えば大型SCで筆柿を少量包装にしただけで、売れ行きが何倍にもなったそうで、需要拡大の余地はある。先人から受け継いだ大切な財産である筆柿を守るため、本事業も単年度で終わらせたくない」と意欲を見せていました。来年もぜひ皆さん、ご参加くださいね。