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2023.05.14【ボランティア体験】幸田町の特産品「筆柿」を育ててみませんか

幸田町の特産品「筆柿」を育ててみませんか?
こうた筆柿栽培セミナー参加者募集!

幸田町の特産品の一つが筆柿です。全国の筆柿生産量の9割以上が幸田町で生産されています。一般的な柿よりも一足早く市場に出回り、他の柿と比べて糖度が高く、非常に濃厚な甘みがあります。干し柿にするとさらに甘くなり、皮も薄いのでそのまま食べられます。
そんな筆柿の栽培のための木の簡単な手入れを体験していただくセミナーを開催しますので、お子様からシニアまで、ご一緒に楽しみながら筆柿に触れてみてください。

日時:5月14日(日)予備日5月21日 10:00〜11:45
会場:幸田町長嶺地内
講師:株式会社エヌエスHATAKEファーム 鈴木貴宏氏
定員:28家族・グループ
参加費:無料

参加申し込みは下のボタンをクリック

お問い合わせは
TEL:0564-73-0050

幸田町シニア・シルバー世代サポートセンター
(幸田町シニア・シルバー世代サポート推進協議会事務局)
愛知県額田郡幸田町大字坂崎字道坂27-1
業務時間:月曜日から金曜日 午前8時30分〜午後5時15分(土日祝日休み)

セミナーレポート(報告)

23家族・62名が参加して筆柿の手入れを実施

筆柿は江戸時代に栽培が始まったとされる幸田町の特産品です。全国の95%以上のシェアがあり、市場ニーズがあるにもかかわらず、生産量は減少しています。高齢化や後継者難から柿の栽培を続けることが難しくなっているということもその一因となっています。

今年度3年目となる「こうた筆柿応援隊」の活動は、幸田町から委託を受け、何年も放置された70本以上の筆柿の木の畑で、町民の皆さんと町所在企業の従業員さんが筆柿の栽培体験をしています。筆柿への理解を深めていただくことで、特産品のアピールにご協力いただきたいというだけでなく、異業種や若年層の方に農業に関心を持っていただきたいということも狙いです。

「こうた筆柿応援隊」の活動には今年度も32家族126人の参加希望があり、年間4回の手入れ会を予定しています。会社を挙げて参加していただいている企業さんも増えました。初回となる今回は23家族62人が参加して、日々の手入れを委託しているエヌエスHATAKEカンパニーの鈴木貴裕さん(幸田町在住)に指導をお願いしました。

害虫の発生を防ぐために木についた苔落とし、夏の日当たりを想定して重なり合った枝葉を切り落とす剪定(せんてい)、栄養が分散しないように不要となるつぼみを減らす摘蕾(てきらい)などを行いました。また各家族ごとに担当していただく筆柿の木の名札も作りました。

次回の手入れ作業は7月2日、甘みを増すために不要な実を落とす摘果(てきか)作業を行います。また、併せて隣地で栽培中のじゃがいも堀りもする予定です。

応援に駆けつけた成瀬敦幸田町長は「大勢の皆さんのご協力に感謝申し上げたい。筆柿には先人の知恵と努力が詰まっているので、いい形で受け継いでいきたい。今後も教育の一環として子どもたちが地元の農地や森の中にどんどん入っていくように学校にも働きかけていくようなことも考えている」と挨拶しました。

・主催:幸田町産業振興課
・開催事務局:幸田町シニア・シルバー世代サポートセンター
・協力:JAあいち三河柿部会、愛知県西三河農業普及指導センター、株式会社エヌエスH
ATAKEカンパニー

幸田町生涯現役推進協議会 幸田町生涯現役推進協議会
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