2024.09.27【セミナー・定員に達し募集終了】健康寿命を伸ばそう
厚生労働省生涯現役地域づくり環境整備事業 第2回 プロボノセミナー
健康寿命をのばそう
〜今できることから始めよう〜
健康で長生きすることは、
すべての人の願いです。
健康寿命を伸ばすために、
生活を見直してみませんか。
講師:藤田医科大学 訪問看護ステーション岡崎幸田
看護師 鈴木 千鶴
日時:2024年9月27日(金)午前1時~2時
会場:幸田町老人福祉センター
幸田町大字深溝字一之宮2−1
参加申し込み多数につき、申し込みを締め切らせていただきました。
お問い合わせはお電話にて
TEL:0564-73-0050
幸田町シニア・シルバー世代サポートセンター
(幸田町生涯現役推進協議会事務局)
愛知県額田郡幸田町大字上六栗字堀合41−1 幸田町生涯現役館(ウェルビープラザ)内
業務時間:月曜日から金曜日 午前8時30分〜午後5時15分(土日祝日休み)
転ばない身体をつくろう
今回は藤田医科大学地域包括ケア中核センター・訪問介護ステーション幸田岡崎の看護長である鈴木千鶴さんに、「健康寿命をのばそう」をテーマにセミナーを行なっていただきました。
鈴木さんは今年4月に幸田町の訪問介護ステーションに赴任されたということで、すでにお会いしたことがある方もいらっしゃったかも知れません。
「愛知県では男女ともに健康寿命が全国平均を上回っていますが、平均寿命との差は男性で8年以上、女性で12年以上あります。誰もが健康寿命を伸ばしたいわけですが、それを妨げるのが『転倒』『運動・栄養不足』『社会参加の不足』です」
「65歳以上の高齢者の3人に1人が一年に一度以上転倒し、そのうち5%に当たる61万人が骨折しています。転倒したお年寄りが救急車でいらっしゃって、病院では毎日手術をしています」と、鈴木さんはデータを元にわかりやすく現状を解説してくれました。
「転倒事故の7割以上が自宅で起きていることから、電気コードをまたがない、床にものを置かない、カーペットがめくれないように固定する、など転倒を予防する方法もいくつかありますが、転倒の恐怖から運動や外出を控えてしまうのも好ましくありません。栄養不足や筋力の低下が懸念されるからです」
「転ばない体づくりのためには、たんぱく質摂取を意識した食事、飲み込みの機能低下防止、積極的な外出などが有効です。嚥下(えんげ)機能低下予防には大きな声を出すこと、深呼吸をすること、カラオケもいいですね」と、鈴木さんは言います。
他にも、転倒リスク度のチェック、フレイルのチェックを行なったり、肩甲骨のストレッチなどをご指導いただきました。