ボランティア情報
小雨の中、「こうた筆柿応援隊ボランティア」による剪定作業を実施(2022年1月23日)
当日は小雨にもかかわらず、「こうた筆柿応援隊」の参加者の中から今回の剪定作業ボランティアとして参加いただきました多数の皆様のお力添えをいただきました。皆さんのボランティア精神には本当に頭が下がります。誠にありがとうございました。おかげさまで 当初の予定を短縮しながらも筆柿の剪定作業を無事に行うことができました。
「幸田町での生産が全国シェアの95%以上を誇る筆柿ですが、近年後継者不足から耕作放棄に至ることがあります。「特産の筆柿を今後も大切にしていくためにも皆様の力をお借りしたい」と大竹広行幸田町副町長の挨拶のあと、どんな枝を切り落とせば良いのか、 雄花や雌花の見分け方、いかに樹をコンパクトにするか、切り方の注意点などを講師としてお越しいただいた愛知県西三河農林水産事務所の桒山専門員さんに分かりやすく解説していただきました。
ボランティアの皆さんは小グループに分かれて、それぞれのグループに幸田町長嶺柿部会の指導員がつくという形で剪定を行いました。指導員さんからは「春先の枝ぶりをイメー ジしながら、ぶつかったり邪魔にならないように」と言われても、最初はなかなかピンと来なかったり、恐る恐る一本切ると交代だったボランティアの皆さんも、徐々に剪定ばさみやノコギリに慣れ、脚立に登って思い切りよく切り落とし始めると、「柿の木って意外に柔らかいんですね」との声も聞かれるようになりました。
残念ながら雨足が増してきたため、作業時間は予定を少し繰り上げて終了させていただきましたが、ボランティアの皆さんのご尽力が剪定の効果として現れ、より美味しい筆柿が 育つように祈っています。