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2023.09.13【セミナー】坂崎地区・里山ウェルビーイング・セミナー

厚生労働省生涯現役地域づくり環境整備事業
高年齢者向け社会参加セミナー

里山ウェルビーイング・セミナー
歩く、食べる、遊ぶ、触れる
「さぁ、地元の里山を楽しもう!」

■日時:令和5年9月13日(水)10:00〜11:30
■会場:坂崎公民館 幸田町大字坂崎字御屋敷22ー1
■参加費:無料
■プログラム:
【第1部】基調講演 (30分)
「楽しいことないかな?から始まった仲間づくり」
稲本 正 氏(オークヴィレッジ創業者)
(トヨタ白川郷自然学校設立校長)
①里山の楽しみ方
②仲間づくり最初の一歩

【第2部】稲本氏を囲んでフリートーク(60分)
① 地元の里山の思い出
② 仲間を作るには
③ 稲本氏コメント・まとめ

◎参加申し込みは下のボタンをクリック

お問い合わせはお電話にて TEL:0564-73-0050

幸田町シニア・シルバー世代サポートセンター
(幸田町生涯現役推進協議会事務局)
愛知県額田郡幸田町大字坂崎字道坂27-1
業務時間:月曜日から金曜日 午前8時30分〜午後5時15分(土日祝日休み)

セミナーレポート(報告)

里山保全の担い手を確保するには?

今回は、坂崎地区の皆さんにお集まりいただき、里山の将来の保全について考える場になりました。
坂崎地区では、有志による保全活動が平成17年に始まり「坂崎の自然を守る会」として現在も活動が続けられています。しかしながら次世代の担い手を活動にどう巻き込んでいくかについては苦労しているとのことです。


講師の稲本正さんからは「活動に参加していただくためにはアメとムチがいるわけだが、今の若い人たちは少々のアメでは動いてくれなくなった。ご褒美は遊びと食べ物ですね。竹藪を綺麗にしたら子供たちは遊びに来るのだけれども、そこでどう遊んだらいいかわからない。だから遊びながら環境教育ができるような学校の協力が必要だと思うし、企業が社会貢献のためにそういうことに協力してもいい」など、コメントやアドバイスをいただきました。


また『誰でもできる楽しみ方』の一つに、工作を挙げ、「子どもたちには自分で箸やスプーンを作って、それで食べものを味わう、というような経験をさせたい。自然に親しんだり、苦労して得たことは忘れない。まずは興味を持たせることが大事」としました。

後半のフリートークではさまざまな話題が広がりました。
「幸田町には森や木がたくさんある。家は作れないかもしれないが、おもちゃくらいなら作れる。東京にある木のおもちゃ美術館(*)のようなものを作って子どもの頃からおもちゃを通じて森を感じるような感性を育てたい」
「こういう活動がいいことはみんなわかっている。でも具体的に何をどうすればいいかわからない」
「岐阜県では教育の柱にIT教育とふるさと教育を立て、嫌がる先生たちに偏差値志向を徐々に変えていくように働きかけたりしている」
「サワガニやコイを放流したが育たなかった」
「何年かに一度手入れをしてやって、苔がつくようになると自然に生き物が集まってくる」
「斜面の草刈りは大変」
「当時作ったせせらぎに雨で砂が入ったりして現在少し荒れているので整備したい」
「草や木の実など、食べられるものがあるとお土産に持って帰ることができるので、いくつか試して、いいものを探したい」
「里山の整備には想像以上にご苦労があったことを初めて知った。強いリーダーシップあってのことだと思った」
「地域によってやり方はいろいろでいいと思う。参加者が高齢化するとできないことも増えるので無理をしてまではやらない。できることからやったり、地域だけでできないことをどうやって解決するかを考えたい」
「町全体で考えて、山のない地区の者も巻き込んで活動に参加するようにするといいと思う」
「個人所有の山が対象になる場合、行政の強い姿勢が必要かもしれない」

(*)桧原 森のおもちゃ美術館(監修:東京おもちゃ美術館)
https://www.hinohara-toymuseum.com/
東京おもちゃ美術館
https://art-play.or.jp/ttm/guide/

 

幸田町生涯現役推進協議会 幸田町生涯現役推進協議会
事務局 幸田町シニア・シルバー世代サポートセンター(略称:幸田SSS)

TEL (0564)73-0050FAX (0564)73-0051

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〒444-0123
愛知県額田郡幸田町大字上六栗字堀合41番地1 幸田町生涯現役館内