2020.12.14【セミナー】ミドル・シニア社員一人一人を活かすキャリア Reデザイン
厚生労働省生涯現役促進地域連携事業
高年齢者向け第2回再就職セミナー
会社の永続的発展と従業員のキャリア満足のために
ミドル・シニア社員一人一人を活かすキャリア Reデザイン
◎日時:12月14日(水)13:30~15:00
◎会場:幸田町シニア・シルバー世代サポートセンター
◎参加費:無料
◎内容:
・ミドル・シニア社員への期待と課題
・自律的なキャリアとは?
・新しい機会に取り組んでもらうために
・キャリアアンカーを考えてみよう
・キャリア形成に大切な3つの枠組み
・部下の埋もれた衝動を掘り起こす
・会社の永続的な発展と、従業員のキャリア満足のために
◎講師:柴田 朋子 JUNO 代表
国家資格キャリアコンサルタント
米国CCE,inc.認定GCDF-Japan キャリアカウンセラー
1984年、南山大学卒業後、株式会社リクルート入社。就職情報誌の営業、企画、編集を担当。「とらばーゆ」東海版編集チーフ。
2000年4月、瀬戸市役所へ転職。在職した13年間に広報、国際交流、生涯学習、税務、商店街活性化、道の駅新設プロモーション、雇用対策、キャリア教育など担当。
2013年3月、瀬戸市役所退職後、JUNO開業。
2015年3月金城学院大学大学院博士課程前期卒業(人間発達学)、愛知工科大学 非常勤講師(2018年まで)
変わるのは上司の側です
高年齢者を雇用している、これから雇用しようという企業を対象に、高年齢者のキャリアについて考えるセミナーの第2回目です。講師は前回に引き続き、JUNO(ユーノー)代表でキャリアコンサルタントの柴田朋子さんにお願いしました。
人材育成のポイントのいくつかについて、心理学の理論と実際の相談事例とを照らして、自社の課題に気づくというのが今回のテーマです。
柴田さんはいくつかの相談の実例を挙げて「若手社員が『辞めたい』と思う時、不満・不安・焦り・諦めなどが背景にあります。同じ会社でもコミュニケーションの取り方次第で辞めさせてしまうこともあれば成長させることもできます。彼らは本来やる気がないわけでも無気力でもありません」として、褒め方・叱り方、その際に無気力につながってしまう言葉遣いについても解説してくれました。
さらに部下のモチベーションを上げる関わり方のコツも実習しました。柴田さんは「より優秀な人材を求めるより、今目の前にいる人を「観る」「聴く」「伝える」という姿勢が大切。変わるのは上司の側です。まずは無意識のうちに部下を遠ざけている「上司の不機嫌」をなくすことから始めましょう」と訴えます。参加者のほとんどは企業経営者や人事労務の管理職の方々でしたが、うなづいたり、苦笑いしたり・・・。とても参考になったのではないかと思います。